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プロフィットファクター:計算方法と結果を左右する要因の確認
プロフィットファクターは総利益を総損失で割った値です。計算例を確認し、手数料とBreakevenのTradeの扱いを決め、1件のTradeが比率を左右していないか検証します。
読了 10 分Dennis Jahn#用語集#指標
トレードにはリスクが伴います。Tradewaysはトレード日誌と分析ソフトウェアを提供しており、投資助言は行いません。 リスク開示を読む.
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プロフィットファクターは総利益を総損失で割った値です。計算例を確認し、手数料とBreakevenのTradeの扱いを決め、1件のTradeが比率を左右していないか検証します。
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プロフィットファクターは、総利益を総損失で割った値です。総利益は勝ちTradeの合計、総損失は負けTradeの合計を正の数にしたものです。プロフィットファクターが1.5なら、その標本では勝ちTradeの合計が負けTradeの損失合計の1.5倍だったことを意味します。
この比率は、どのTradeを含めるか、手数料控除前と控除後のどちらの結果を使うか、損益ゼロで終わったTradeをどう扱うかで変わります。まずこの3点を決めてください。そのうえで、1件のTradeが結果を支えていないか確認します。
以下は、米ドル建て口座で決済済みの20件のTradeからなる仮想の標本です。結果は手数料控除後です。
| グループ | Trade数 | 手数料控除後の合計結果 |
|---|---|---|
| 勝ちTrade | 8 | +$2,400 |
| 負けTrade | 10 | −$1,600 |
| 結果がゼロのTrade | 2 | $0 |
| 合計 | 20 | +$800 |
プロフィットファクターは2,400 ÷ 1,600 = 1.50です。結果がゼロの2件は勝ちでも負けでもないため、どちらの合計にも入りません。
平均値からも同じ数字が求められます。平均利益は$2,400 ÷ 8 = $300、平均損失は$1,600 ÷ 10 = $160です。(8 × $300) ÷ (10 × $160) = 1.50になります。このため、プロフィットファクターは勝率と平均利益・平均損失の両方に連動して動きます。
この比率は、選んだ標本を表すものです。次のTradeの結果を示すものではなく、標本が小さいと少数の結果で高い値にも低い値にもなります。記録するプロフィットファクターには、必ずTrade数を併記してください。
プロフィットファクターと期待値は同じTradeを使いますが、答える問いが異なります。期待値は、損益ゼロのTradeも含めた1件あたりの平均結果です。プロフィットファクターは2つの合計の比率なので、1件あたりの結果の大きさは示しません。例のすべての結果が2倍になっても、プロフィットファクターは1.50のままですが、平均結果は1件あたり$40から$80へ2倍になります。
同じ20件のTradeでも、上記の選択によって比率は変わります。
手数料。 例の各Tradeで$6の手数料を支払ったとします。手数料控除前では、勝ちTrade 8件の合計は$2,448、負けTrade 10件の合計は$1,540です。例の損失はすべて$6より大きいため、この基準でもすべて負けのままです。結果がゼロだった2件は、手数料控除前ではそれぞれ+$6なので、この基準では勝ちに数えられます。総利益は$2,460となり、プロフィットファクターは2,460 ÷ 1,540 = 1.60になります。どちらの値もそれぞれの基準では正しい値です。正しくないのは、手数料控除前の比率と控除後の比率を比べることです。
1件の大きなTrade。 例で最大の勝ちTradeは+$900です。これを除くと総利益は$1,500に下がり、プロフィットファクターは1,500 ÷ 1,600 = 0.94になります。この標本では、1件のTradeが比率を1超から1未満へ動かしています。比率だけではこれが分からないため、1.50と併せて記録してください。
最大の負けTradeでも同じ確認をします。例の最大損失が−$400なら、それを除くとプロフィットファクターは2,400 ÷ 1,200 = 2.00に上がります。どちら側でも1件のTradeを除くと結論が変わるなら、その結論はそのTradeに依存しています。そのことを比率と一緒に書き留めてください。
Dashboardのプロフィットファクター Widgetは、比率の下に総利益と総損失を表示します。自分の計算と比べるには、次の手順で確認します。
Widgetにダッシュが表示される場合、その範囲に負けTradeがないため、比率は存在しません。ゼロではなく、良い結果という意味でもありません。
プロフィットファクターと期待値は、同じTradeを2つの視点から見たものです。1件あたりの平均結果は期待値計算ツールで確認できます。変動性の異なる手法を比較するには、リターンをその変動と比べるシャープレシオを使います。
TradewaysのDashboardを使えば、定義した標本のプロフィットファクターと、その総利益・総損失を常に確認できます。過去の指標は将来の結果を予測するものではありません。リスク開示をお読みください。