レバレッジとは、Brokerの証拠金を使い、口座資産より大きな想定元本のポジションを管理することです。30:1などの比率で表します。30:1では、自己資金$1,000で$30,000の市場エクスポージャーを持てます。Brokerが残りを立て替え、残高の一部を担保として拘束します。レバレッジ自体が利益や損失を生むわけではありません。市場の値動きによる結果を、利益と損失の両方向に拡大します。
計算方法
レバレッジは、ポジションの規模を、その裏付けとなる資金で割った値です。
$5,000の口座でEUR/USDを$50,000保有するとします。レバレッジは$50,000 ÷ $5,000 = 10:1で、Brokerは想定元本の10%に当たる$5,000を証拠金として拘束します。ここで価格が1%不利な方向へ動くと、$50,000のポジションでは$500の損失です。$5,000の口座資産に対して10%のDrawdownになります。同じ口座で30:1まで使うと、同じ1%の値動きで資金の30%を失います。市場の値動きは同じでも、レバレッジによって損失額が変わります。
重要な理由
リスクを実際に左右するのは、Brokerが提供するレバレッジではなく、自分が使用するレバレッジです。利用可能レバレッジは上限です。30:1や500:1は、Brokerが許可する最大ポジションにすぎません。使用中の実効レバレッジは、現在のエクスポージャーを口座資産で割った値です。500:1の口座でも、常に2:1で運用できます。30:1の口座でも、証拠金の上限までポジションを建てれば、余力なしで30:1を使うことになります。
実効レバレッジが高いほど、破産確率が高まります。使用レバレッジが上がると、口座資産を失うまでに必要な市場の逆行幅は小さくなります。実効レバレッジが100:1なら、1%の逆行で口座資産をすべて失います。低レバレッジの口座なら耐えられる短い連敗でも、致命的になり得ます。
レバレッジとリスクは同じではありません。リスクはStop Lossまでの距離とポジションサイジング、つまりTradeが想定どおりに進まない場合の実際の損失額で決まります。レバレッジは、一定の預託金で保有できるポジションの規模だけを決めます。高レバレッジの口座でも、ポジションを小さくしてStop Lossを近くすればリスクを抑えられます。低レバレッジの口座でも、1件のTradeに資金を集中させれば口座を失う可能性があります。レバレッジは利用可能な枠であり、実際の使用量はポジションサイズで決まります。
関連する概念
レバレッジと証拠金は、同じ仕組みを比率と担保の両面から示したものです。価格変動を口座通貨に換算するには、ポジションサイズに応じたPipの価値が必要です。発注前にポジションサイズ計算ツールで計算し、実効レバレッジを意図して決めてください。Tradewaysのトレード日誌では、Tradeごとの実効レバレッジを記録できます。成績が判断によるものか、過大なポジションによるものかを確認できます。
トレードにはリスクが伴います。Tradewaysはトレード日誌と分析ソフトウェアを提供しており、投資助言は行いません。 リスク開示を読む.
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